チャチャの体の最大の弱点は歯でした。とにかく歯磨きが嫌いで、ハブラシで無理に磨こうとすると、小さい頃は、私の手に噛みつこうとしたこともありました。 歯磨きガムみたいなものを与えたこともありましたが、固形物はごくごく小さくして（私の小指の先くらいの大きさ）、ゆっくり食べさせないと気管に詰まらせる犬ですので、そのうちガムもやめてしまい、結局チャチャの歯は汚れて、歯石もたまっていました。これまで、何本か自然に歯が抜け、その時点で残っていた歯は５本くらいでした。 ２０１０年１２月の下腹部皮下腫瘤切除手術の際、獣医さんから抜歯を勧められました。 フードはずっと丸飲み。歯で噛み砕くということはしていない。歯石だらけの歯を残していても良いことはない。手術で麻酔をかけるから、一緒にすべて抜歯したほうがいい。 小さい体に麻酔をかけることに抵抗があり、それまで歯石除去をしていませんでした。もっと早い時期にしていれば、全部の歯を抜くという事態は避けられたと思います。 でも、先生の勧めで抜歯してよかったように思います。歯を抜いた後と前と、チャチャが特に不自由している様子もなく、今後どうなっていくのかはまだわかりませんが、今のところ全く生活に変化はありません。 何より、顔をしかめるようだった、チャチャの口の匂いが、一切なくなりました。 飼い主の怠慢のせいで、全部の歯を抜くことになり、可哀相なことをしましたが、抜歯してよかったんではないかと今は思います。